1 　姿勢を正します

背筋を伸ばし、肩の力を抜き、
目は開いてるか閉じてるかわからないくらいの
半目（仏目）にし、目線は斜め下に。
普段見えないものが見えてくるかも？
右手を左手で包み込むように、
親指はつくかつかないかのギリギリでキープ。
　　　　　

２ 　呼吸を整えます

身体の中に溜まった、モヤモヤとした
空気をゆっくりと吐き出します。
すべて吐き出して、口を閉じると、
自然と鼻からきれな空気が入って、
身体の中はきれいな空気で浄化されます。

３ 　心を整えます

身体に取り込んだ
美しい空気の中に心を落ち着けます。
きれいな空気で心も身体もスッキリ。

教えていただいたお坊さん

小山田 弘憲さん（仙遊寺副住職）

いつもにこやかな弘憲（こうけん）さん。
座禅だけでなく、仏教についての興味深いお話も熱心に語ってくれました。
P12-13の写真は弘憲さんと長男、燈成（ひなり）くんと次男、希海（のぞみ）くん。子供達に向けた目尻はメガネの奥で下がりっぱなし。

作礼山 千光院 仙遊寺
四国八十八ヶ所霊場第五十八番札所

境内は標高300mの作礼山の山頂近い高台にあって眺望が素晴らしい。天智天皇の念持仏である本尊千手観音菩薩を龍女が一刀三礼をして彫って安置したことから作礼山と号し、阿坊仙人が四十年間遊戯三昧に住し、七堂伽藍は整ったが、或る日雲の如く消えてしまったと言う伝説により、仙遊寺と名付けられた。古くから近隣の信仰の中心であり、境内には日本最後の入定仏、宥蓮上人の五輪塔がある。伝説が多く残る山寺である。
　
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